治療を続けるという選択

ハクとの日常

先日、中枢性尿崩症であるかを調べる判定試験として飲み始めた薬は、ハクにとてもよく効いてくれました。

効果は約8時間と聞いていますが、ハクは12時間おきに1日2回、1/4錠ずつ飲んでいます。それでも飲水量は以前の半分ほどまで減り、夜中に何度も起きて水を飲んだり、おしっこをしたりすることもなくなりました。

ぐっすり眠っているハクを見ると、このまま毎日飲ませてあげれば穏やかに暮らせるのではないか、生活の質(QOL)は確実に上がっているのではないかと感じています。

一方で、この薬は飲まなければ再び多飲多尿の症状が出るだけで、命に直接関わる病気ではないと言われています。

つまり、治る薬ではなく、症状を抑えるために飲み続ける薬です。

毎月かかる薬代も決して安くはありません。

ハクが楽に過ごせる毎日を選ぶのか、長く続く治療費を考えるのか。答えが出ないまま、毎日心が揺れています。

さらに最近は、背中と脇腹に皮膚石灰沈着症を思わせる症状も出てきました。

かかりつけの先生は、皮膚の状態が悪化するまではステロイドは使わず、慎重に経過を見ていきましょうという考えです。

先生は本当に親身になってくださる方で、「私も診断に悩んでいます。心配ならセカンドオピニオンを受けてもいいですよ」とまで言ってくださいました。

その言葉を聞いて、この先生に出会えて本当に良かったと思いました。

病名さえはっきりすれば、必要な治療や今後の見通しも考えられます。

でも今は、多飲多尿は薬で抑えられているものの、皮膚の症状は見守るしかありません。

ハクの体で何が起きているのか分からないことが、一番つらいです。

近くにはCT検査ができる病院も見つけました。

ただ、検査には麻酔が必要です。

今のハクに本当に必要なのか、受けるべきなのか、その決断も簡単にはできません。

そんな中、同じような症状で悩む飼い主さんのブログを読んでいると、クッシング症候群の犬と暮らす方々が、少しでも症状の進行を抑えようと日々工夫されていることを知りました。

もちろんハクがクッシング症候群と診断されたわけではありません。

それでも、今の症状と重なる部分もあるため、「もし参考になることがあれば」と思いながら読んでいます。

多くの方が共通して大切にされていたのは、ストレスをできるだけ減らすことでした。

ストレスはコルチゾールの分泌に影響すると考えられているため、穏やかに過ごせる環境づくりを心掛けているそうです。

また、食事についても、低脂肪・高たんぱくを意識し、必要に応じて食物繊維を取り入れるなど、それぞれの愛犬に合わせた工夫をされていました。

ハクも以前から、茹でた鶏ささみをトッピングにしています。

これからは低脂肪で高たんぱくなカツオなども取り入れながら、少しでも体に負担の少ない食事を考えていきたいと思っています。

今できることは限られています。

だからこそ、「病気と闘う」というより、「ハクが今日も気持ちよく過ごせる一日を積み重ねること」を大切にしていきたいです。

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