ハク、クッシング症候群の疑い。

ハクとの日常

多飲多尿の原因がようやく見えてきました

ハクの多飲多尿について、これまで何度かブログに書いてきました。

1日に飲む水の量がどんどん増え、多いときには1.8Lほど。

血液検査や尿検査では大きな異常が見つからず、中枢性尿崩症の可能性を調べるために「ミニリンメルトOD錠」を試したところ、飲水量が明らかに減りました。

薬を飲むと夜も落ち着いて眠れるようになり、最近では1日の飲水量も1,000mlほどに抑えられていました。

「この薬を続ければ、ハクも楽に暮らせるのかもしれない」

そう思い、つい先週まで、かかりつけの病院にミニリンメルトを継続して処方してもらうつもりでいました。

ところが、ここにきて状況が大きく変わりました。

皮膚の症状が悪化し、新しい病院へ

以前から気になっていた背中や脇腹の皮膚の石灰化。

最近になって範囲が広がり、膿のようなものが滲む部分も出てきました。

このままでいいのだろうか。

一度、設備の整った病院で詳しく診てもらおう。

そう考えて、新しい病院を受診することにしました。

そこで先生から指摘されたのが「クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)」の可能性でした。

これまでの血液検査だけを見るとクッシングは否定的に見えるものの、毛が薄くなっていること、皮膚の石灰化、多飲多尿などを考えると疑う必要があるとのこと。

さらにエコー検査などを行い、ホルモン検査を受けることになりました。

薬を飲まなかった日に驚くほど大量のおしっこ

検査の日は、ミニリンメルトを飲ませず、多飲多尿の状態で病院へ行きました。

すると待合室で、ハクがおしっこをしてしまいました。

さらに、その約1時間後に再び採血のため病院へ行ったときには、念のためマナーパンツを履かせていたにもかかわらず、そこから漏れ出してしまうほど大量のおしっこ。

ほんの1時間ほど前にも排尿しているのに、こんなに出るの?

私自身、改めてハクの多尿の激しさを目の当たりにして慌ててしまいました。

ミニリンメルトを飲ませている間は症状がかなり抑えられていたので、本来の多飲多尿がどれほど強かったのかを実感した出来事でした。

コルチゾールが刺激前5.1、刺激後45.4

今回の検査では、コルチゾールが

  • 刺激前:5.1
  • 刺激後:45.4

という結果でした。

検査結果には「副腎皮質機能亢進症の疑い」と記載されていました。

この検査が正式にACTH刺激試験だったのか、私はまだ確認できていません。

ただ、今回の検査結果とこれまでの症状を総合して、先生からクッシング症候群の治療を始めることになりました。

処方されたのは「トリロスタン」という薬です。

まずは2週間服用し、その後再び検査をして、効き方を確認しながら薬の量を調整していくそうです。

ミニリンメルトはいったん中止することに

クッシング症候群を治療することで多飲多尿も改善してくる可能性があると聞き、今回はミニリンメルトを購入しませんでした。

ミニリンメルトはハクにはとてもよく効いていて、飲ませると比較的早く飲水量と尿量が減っていました。

一方、トリロスタンを始めたばかりの現在は、また水をがぶ飲みしています。

当然、おしっこの量も多いです。

見ているとミニリンを飲ませてあげたくなりますが、トリロスタンという新しい薬を始めたばかり。

ハクの体への負担がどの程度なのかもまだ分からないので、今のところ自己判断で薬を併用せず、飲水量などを記録しながら様子を見ようと思っています。

100個注文してもらったミニリンメルト

実は、ここで私にはもう一つ気になっていたことがありました。

先週まではミニリンメルトを今後も継続するつもりだったため、少しでも薬代を安くできないか、かかりつけの先生に相談していました。

先生も考えてくださり、100個単位で薬を発注してくれたばかりでした。

ところが、その直後にクッシング症候群の疑いが濃くなり、ミニリンをいったん使わないことに。

申し訳ない気持ちがあったので、これまでのかかりつけの病院にも今回の結果を報告し、薬を注文してもらったことについてお詫びしてきました。

すると先生からは、クッシングに気づけなかったことについて逆に謝られ、

「薬のことは気にしなくていいですよ」

と言ってもらいました。

ずっと診てもらってきた先生なので、なんとも言えない気持ちになりました。

病院を変えて感じたこと

今回、新しい病院を受診して強く感じたのが、動物病院によって検査できる範囲や設備が違うということでした。

これまでの病院では院内でできない検査もありました。

もちろん「設備がなかったから見つけられなかった」と単純に言えることではないと思います。

それでも、症状が続いているのに原因が分からないとき、別の設備や検査体制を持つ病院で診てもらうことが、診断につながる場合もあるのだと今回実感しました。

定期的な検査が必要になるため、クッシング症候群については今後、新しい病院で治療を続けていくことになりそうです。

この1か月でかかった医療費

そして、現実的な問題として大きかったのが医療費です。

この1か月ほどで、

  • 詳しい血液検査:約17,000円
  • 今回の検査+トリロスタン2週間分:約33,000円
  • ミニリンメルト:約15,000円
  • このほか、それぞれの診察料

がかかりました。

これだけでも約65,000円。

ハクはペット保険に加入していないため、すべて自己負担です。

病気になって初めて、

「保険に入っておけばよかった」

と思いました。

元気なときには毎月の保険料がもったいなく感じることもあるかもしれません。

でも、検査が続き、さらに長期間薬を飲む病気になったとき、費用は想像以上に大きくなります。

今回の経験から、ペット保険については「病気になってからでは遅い」ということを身をもって感じています。

まずは2週間、ハクの変化を見守ります

ようやく多飲多尿の原因らしきものが見えてきた一方で、まだ治療は始まったばかりです。

トリロスタンでコルチゾールがうまくコントロールされれば、水を飲む量やおしっこの量も落ち着いてくるとのこと。

皮膚の症状も少しずつ改善してくれたらと思っています。

これから毎日の飲水量、排尿の状態、食欲や元気、そして皮膚の変化を記録していくつもりです。

2週間後には再び検査があります。

薬の量も、その結果を見ながら調整していくことになります。

この1か月、尿崩症なのか、クッシングなのか、何がハクの体で起きているのか分からず、ずっと手探りでした。

まだすべてが解決したわけではありません。

それでも、治療すべき方向がようやく見えてきました。

今はまず、トリロスタンがハクにうまく効いてくれること。

そして、あれほど苦しそうだった多飲多尿が少しずつ落ち着いてくれること。

それを願いながら、次の検査までの2週間を見守っていこうと思います。

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