YouTubeを見ていたら、海外の広告が流れてきた。
議題は「ホルモンのせいじゃなかった」。
思わず手が止まった。
その広告、ぜんぶ私のことだった
広告の中の女性の話がこうだった。
40歳を超えたころから、食べる量は変わっていないのに体重が増えた。食べる量を減らした。翌週また増えた。運動をした。翌週また増えた。お気に入りのジーンズが入らなくなった。ワンサイズ上げた。また増えた。病院に行った。「更年期にはよくあることです。ホルモンのせいですね」と言われた。糖質制限をしても、サプリを飲んでも、腸活をしても、どんどん体重は増えていった。またワンサイズ上げた。
……もうこれ、私じゃん。
2人目を出産してから少し太って、45歳くらいからじわじわと。気づけば15キロ増えていた。やることはぜんぶやった。それでも体重計の数字は右肩上がりだった。
広告を見続けたら、「LIVEN」というメンタルヘルスアプリの宣伝だった。主張はこうだ。「原因はホルモンではなく、神経系にある。ストレスが知らずしらずのうちに蓄積し、体が防衛本能で脂肪を手放さなくなる。アプリでメンタルヘルスを鍛えたら徐々に体重が落ち、ジーンズのボタンが閉まった」と。
広告かいっ、とは思った。でも。
「ストレスはない」と思っていたけれど
私、ストレスはないほうだと思っていた。
穏やかに暮らしているし、特に大きな悩みもない。ハクのそばにいるだけで癒されるし(笑)。
でも少し前、よもぎ蒸しに行って肩をもんでもらったとき、「凝ってますよ」と言われた。え、そうなの?と思った。肩こりの自覚すらなかったのに。
もしかして、自覚のないまま何かが溜まっているのかもしれない。
そう思ったら、広告の言葉が少し引っかかった。「ホルモンじゃなくてストレス(神経系)が原因」、これにはエビデンスがあるのだろうか。ちゃんと調べてみることにした。
調べてわかったこと①「ストレスで脂肪が落ちにくくなる」は本当
これは、れっきとした科学的事実だった。
キーワードはコルチゾール。「ストレスホルモン」とも呼ばれる物質で、ストレスを感じると副腎から分泌される。
短期的には悪者ではない。血糖値を上げてエネルギーを確保し、体がストレスに対処できるよう準備してくれる。問題は、慢性的なストレスが続いてコルチゾールが出っぱなしになること。
すると何が起きるかというと……特にお腹まわりに内臓脂肪が蓄積しやすくなるのだそうだ。
「コルチゾール腹」という言葉もあるらしい。ぽっこりお腹・内臓脂肪型肥満のことを指す。
そして、ここが驚いたのだけど。
食事制限や過度な運動も、体にとっては”ストレス”なのだ。
つまり「痩せようと頑張れば頑張るほど、コルチゾールが上がって、むしろ脂肪が落ちにくくなる」という悪循環が起きうる。やることをやっても全然痩せなかった理由の一端が、ここにあるのかもしれない。
ちなみに睡眠不足もコルチゾールを上げる要因だそうで、寝不足+頑張るダイエット+自覚のない日常ストレス……という組み合わせは、かなり脂肪を溜め込みやすい状態を作り出してしまうらしい。
調べてわかったこと②でも「ホルモンのせいじゃない」は言いすぎ
広告の主張の「ホルモンが原因ではなく、神経系(ストレス)が原因」という部分は、医学的には少し言いすぎだと思った。
更年期の体重増加には、エストロゲンの低下もれっきとした原因としてある。
エストロゲンには脂肪をエネルギーとして使いやすくする働きがあり、内臓脂肪の蓄積を抑える役割もある。それが減ることで、同じ食事・同じ生活をしていても太りやすくなる。体の「前提条件」が根本的に変わってしまうのだ。「自分の意志が弱いから」ではなく、ホルモン環境の変化によるもの、というのは本当のことだった。
ただ、エストロゲンとコルチゾールは相互に影響し合っていることも研究でわかってきているらしい。どちらか一方だけが原因、というシンプルな話ではなく、更年期によるホルモン低下+慢性ストレスによるコルチゾール過剰、この両方が絡み合って体重増加を引き起こしている、というのが正確なところのようだ。
じゃあ、どうすればいいのか
アプリは使わない(笑)。でも、調べた中でヒントになりそうなことはいくつかあった。
・無理なカロリー制限をやめる 食べなさすぎも体へのストレスになり、コルチゾールを上げる。極端に減らすのは逆効果になりうる。
・睡眠を整える 毎日同じ時間に寝起きする、寝る前のスマホを減らすだけでも、コルチゾールのリズムが整いやすくなるそうだ。
・激しい運動より「軽めの有酸素運動」 過度な筋トレやオーバーワークはかえってコルチゾールを上げることがある。ウォーキングくらいのほうが、実は理にかなっているらしい。
・「自覚のないストレス」に気づく 肩こりの自覚がなかった私のように、気づかないまま溜まっていることもある。よもぎ蒸し、お風呂、好きな音楽……自分なりの「ゆるめる時間」を意識的につくることが大事なのかもしれない。
まとめると
- 「ストレスで脂肪が落ちにくくなる」→ 本当。コルチゾールのしわざ。
- 「更年期太りはホルモンのせいじゃない」→ 言いすぎ。ホルモン(エストロゲン低下)も本物の原因。
- 正解は「ホルモン低下+ストレス、両方が絡み合っている」
頑張っても痩せないのは、意志が弱いのでも、だらしないのでも、全然なかった。
体の仕組みが変わっているのに、20〜30代と同じやり方でどうにかしようとしていた。それが間違いだったのかもしれない。
広告のおかげで少し腑に落ちた気がする。アプリは買わないけど(笑)、「自覚のないストレスを、意識的にゆるめる」ことは、これからちゃんとやっていこうと思った。
肩こりの自覚がなかった私が言うのもなんだけど。
この記事は個人の体験と一般的な情報をもとにしています。体重増加や体調の変化が気になる方は、医師にご相談ください。
コルチゾール(ストレスホルモン)を調べていて 「マグネシウム不足がコルチゾールを上げる」 という話を見つけた。
そういえば私、マグネシウムとってる。
NICHIGAの塩化マグネシウム。
もともとは 夜中に足がつって飛び起きることがあって 「歩いた日」「疲れた日」の予防に ボディクリームに混ぜて塗るのに使い始めた。
あと重曹とクエン酸と混ぜて シュワっと溶かして飲むのも好き。 疲労回復ドリンクみたいな感じで。
コルチゾール対策で意識して取り入れてたわけじゃなかったけど 結果的に理にかなってたのかもしれない。
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